大橋直久

ドラえもんの映画一覧

「ドラえもん」の映画一覧です。歴代の劇場版の動画のリスト。 初の劇場版の1980年「のび太の恐竜」から、2020年の最新作「のび太の新恐竜」「スタンド・バイ・ミー2」まで。公開順に並べています。(大橋直久)

2020年代2010年代2000年代

2020年代

題名と動画 概要
2020 STAND BY ME ドラえもん 2

予告編→
2020年11月20日公開。当初は2020年8月7日公開の予定だったが、コロナウィルスの影響で延期された。

初めのフルCG作品だった「STAND BY ME(スタンド・バイ・ミー)」から6年ぶりとなる続編。

のび太が、今は亡き祖母に会おうと過去へタイムトリップする。 祖母から「あんたのお嫁さんを見たい」と言われ、 その願いをかなえようとする。

監督は山崎貴、八木竜一。脚本は山崎貴。前作の「スタンド・バイ・ミー」と同じ山崎&八木コンビとなる。
のび太の新恐竜

予告編→
2020年8月7日公開。当初は2020年3月6日公開の予定だったが、コロナウィルスの影響で延期された。

映画の第1作「のび太の恐竜」から40年の節目となる作品。 また、2020年は漫画の連載50周年となり、記念企画が次々と展開。名実ともに「ドラえもんイヤー」だ。 小学館は、掲載誌ごとに描き分けられて6種類ある第1話を全て収録した「ドラえもん第0巻」を刊行。コミックスの豪華愛蔵版も販売される予定。

ドラえもんの秘密の道具で、のび太が化石の卵から双子の恐竜をよみがえらせる。 のび太と仲間たちは、恐竜の双子の仲間を探して、 6000万年前の白亜紀を冒険する。

白亜紀とは、恐竜が絶滅したとされる時代である。 そこで、恐竜の足跡を追い、謎の島を発見する。

ドラえもんの映画版の第一作目も恐竜がテーマだったが、今回は全く別の物語となる。 主題歌はミスター・チルドレンの「バースデイ」。

2010年代

題名と動画 概要
2019 のび太の月面探査記

予告編→

見どころ→

スペシャル映像→

主題歌→
2019年3月1日公開。 月を舞台にしている。 ある日、ドラえもんとのび太が月の裏側に「ウサギ王国」をつくる。 そこで、宇宙に生きる謎の超能力者たちを交えたドラマと闘いが始まる。 ガンダムのシャアにどことなく似ているキャラクターが登場。物語のカギを握る人物の一人となる。

直木賞作家・辻村深月が脚本を書いた。
2018 のび太の宝島

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予告編→
2018年3月3日公開。ロバート・ルイス・スティーブンソンの児童文学「宝島」をモチーフとしたオリジナルのストーリー。 ゲスト声優は、大泉洋、長澤まさみ、サバンナの高橋茂雄。 主題歌である星野源の「ドラえもん」は、明るくて親しみやすい歌詞とメロディで、人気を博した。
2017 のび太の南極カチコチ大冒険

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予告編→
2017年3月4日公開。ドラえもんやのび太たちが、南極が舞台に大冒険を繰り広げる。 ゲスト声優は、元フィギュアスケーターの浅田舞、織田信成、お笑いコンビのサバンナ。興行収入は44.3億円。
2016 新・のび太の日本誕生

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予告編→

ウンタカダンス→
2016年3月5日公開。1989年に公開された「のび太の日本誕生」をリメイクした作品。 ゲスト声優は、新日本プロレスの棚橋弘至と真壁刀義、お笑い芸人の小島よしお。 映画の宣伝として作られた「ウンタカダンス」は、原始人のような衣装を着て、小島よしおらが踊るコミカルなダンス。 かんたんで面白い振り付けが、子供たちの間で流行した。興行収入は41.2億円。
2015 のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)

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予告編→
2015年3月7日公開。ドラえもん映画の35周年の記念作品。

のび太たちが、宇宙海賊たちと戦う姿を描く。 テーマは「あこがれ」。 ドラえもんのポケットから「映画監督ロボ(正式名:バーカー監督)」が登場。 誰もが一度は考えたことのがる「映画を作ってみたい」「かっこいいヒーローになりたい」といったあこがれを、スクリーンでかなえてくれる。

原則となるエピソードが存在せず、オリジナルな内容となっている。 ただ、子供たちだけで行う「映画づくり」や、弱いのび太が強くなる「ヒーローごっこ」といった発想は、原作で散見されており、こうしたタネが組み合わさっている。

この作品は、残念ながら評判があまり良くない。口コミやレビューでも「駄作」「つまらない」という意見が多い。 ゲスト声優は、爆笑問題の田中裕二、観月ありさ、市村正親。興行収入は39.3億円。
2014 STAND BY ME ドラえもん

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予告編→
2014年8月8日公開。藤子・F・不二雄生誕80周年記念作品。 原作の連載で描かれてきた7つのストーリーを再構築し、ドラえもんとのび太の出会いから別れ、のび太としずかとの愛が描かれる。 シリーズ初の3DCG作品であり、子どもの頃にドラえもんに親しんだ大人にとっては、懐かしくも新しいドラえもんとなっている。 ゲスト声優は妻夫木聡。
新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~

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予告編→
2014年3月8日公開。1982年に公開された映画「のび太の大魔境」のリメイク作品。 ゲスト声優は、お笑いコンビのCOWCOWや、俳優の小栗旬。興行収入は35.8億円。
2013 のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)

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予告編→
2013年3月9日。盗まれてしまったドラえもんの鈴を探すことになったのび太たち。ひみつ道具の「シャーロック・ホームズセット」で鈴の行方を調査したところ、未来の「ひみつ道具博物館(ミュージアム)」にあることが判明。鈴を盗んだのは誰なのか?監督が川崎市にある「藤子・F・不二雄ミュージアム」を訪れたことで着想を得たオリジナルストーリー。 興行収入は39.8億円。
2012 のび太と奇跡の島 ~アニマルアドベンチャー~

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2012年3月3日。原案はてんとう虫コミックス「ドラえもん」17巻に収録の「モアよ、ドードーよ、永遠に」。主題歌は福山雅治の「生きてる生きてく」。ゲスト声優に、俳優の小栗旬、子役の鈴木福。 興行収入は36.2億円。
2011 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~

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予告編→
1986年(昭和61年)に公開された7作目の映画を生まれ変わらせた。四半世紀(25年)の時を経て、21世紀の子供たちにも伝えたい名作としてリニューアルされた。
原作の世界観を壊さないように配慮されている。最大の違いは「青い球体」をヒヨコ型に改良し、ピッポという名前をつけたこと。「子供が感情移入しやすくなったのでは」。誰の中にも“のび太”のような弱い部分はある。「そんな彼がみんなのために頑張る姿を、彼らの友情や思いやりの心を、21世紀にも伝えたかった」と東宝宣伝部。
ストーリー自体は変わっていない。ロボットに心がある設定で、彼らと分かり合おうとする。「ロボットという鏡を通し、異なる人種、性別、年齢の人など、みんなが分かり合えるのはすてきな社会だと、原作が語っていると思います」(東宝宣伝部)。
【内容】 巨大なロボットの足と謎の青い球体を拾ったのび太は、球体に導かれるように庭に降ってきたロボットの部品を組み立てて完成させる。青い球体は、ヒヨコ型に改良し、会話ができるように。ある日、ロボットの持ち主と名乗るリルルが現れる。実は、彼らは地球侵略のために送り込まれていた。
2010 のび太の人魚大海戦

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予告編→
映画として30作目という節目の記念作。5千年前に地球に飛来した人魚族をめぐる海洋アドベンチャー。伝説の「人魚の剣」をめぐり、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫というおなじみの仲間5人が海中で活躍する。地上でも水中体験ができる「架空水」など魅力的な道具の数々が今回も登場する。

楠葉監督は「さらに分かりやすいように子供の目線に戻した。原作の基本をもう一度見つめてみた」と語った。海の中は実際は真っ暗。リアルに描けば、色も暗めになってしまう。そんな暗い中でドラえもんたちを活躍させても、子供たちは納得しないかもしれない。そこで、スタッフには『明るくしろ』と言い続けて作り上げたという。深海での敵との戦いが見せ場だけに、明るさを意識した背景描写が効果的だ。

楠葉監督は第26作から総監督に就任し、今回、初めて自ら直接メガホンを取った。テレビシリーズでも総監督を務めている。「原作をはじめ、藤子先生が書かれたエッセーも読み直し、キーワードを探し出して作品を作り上げている」と打ち明けた。

「ホワイトアウト」などの著作で知られる作家・真保裕一が脚本を担当した。ドラえもんやのび太たちが、ひょんなことから海底に暮らす人魚族のソフィア姫と出会い、怪魚族との戦いに巻き込まれていく……というストーリーだ。

映画のドラえもんは、目がハート形になったり、脱力感を浮かべたり、テレビより表情豊か。真矢みきや温水洋一らが、声でゲスト出演している。

2020年代2010年代2000年代

2000年代

題名と動画 概要
2009 新・のび太の宇宙開拓史

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予告編→
2008 のび太と緑の巨人伝

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予告編→
2007 のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~

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予告編→
2006 のび太の恐竜2006

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予告編→
2004 のび太のワンニャン時空伝

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予告編→
2004年3月6日公開。動員数283万人。配収30.5億円。

[ストーリー]
川で溺れかけていた犬に「イチ」という名前をつけ、こっそり飼い始めたのび太。

ところがママに見つかりそうになり、慌てて”どこでもドア”で人里離れた山奥へ移動すると、そこには人間に捨てられた犬や猫がたくさんいた。

人間の身勝手さに腹を立てたのび太とジャイアン、スネ夫、しずかは、タイムマシンで人間が誕生する以前の世界へ動物たちを連れていく。

イチに進化を促進させる道具”進化退化光線銃”を使って言葉を理解できるようにしたのび太は、自分たちで生き抜く方法を教え「必ず来るから」と約束して現代へ戻った。

翌日、のび太たちは約束通りイチのところへ向かうが、時空のねじれに巻き込まれて別の時代へ到着してしまう。

そこは、動物たちが暮らす文明都市・ワンニャン王国だった。

存在するはずのない文明に驚くのび太たちの前に、イチにそっくりの少年・八チが現れる。いったいワンニャン王国とは?そしてのび太はイチとの約束を果たせるのだろうか一。

2003 のび太とふしぎ風使い

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予告編→
2003年3月8日公開。動員数236万人。配収25.4億円。

[ストーリ一]
真夏の昼下がり。

のび太は奇妙なつむじ風に襲われる。

ドラえもんが調べると、どうやら知性を持った台風の子どもらしい。

のび太はつむじ風を「フー子」と名付け、ママに見つからないようぬいぐるみの中に入れて飼うことにした。

ある日、”どこでもドア”でフー子を大草原に連れて行ったのび太とドラえもん、しずかは、謎の石門に吸い込まれて風の村に運ばれてしまう。

そしてのび太たちを追いかけてきたスネ夫とジャイアンも、同じように石門へ吸い込まれてしまった。

風の村に着いたのび太たちは風の民の少年・テムジンと知り合い、テムジンやその友人たちと仲良くなるが、嵐族と呼ばれる部族が風の村を征服しようと襲撃を開始する。

反撃する村人とのび太たち。

しかし嵐族を指揮しているのは、なんとスネ夫だった。

驚くのび太たちを無視し、スネ夫はフー子を連れ去ってしまう。

いったいスネ夫の目的は何なのか。

そしてフー子には隠された秘密が。

2002 のび太とロボット王国(キングダム)

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2002年3月9日公開。動員数:214万人。配収23.1億円

[ストーリ一]
のび太たちがいつもの空き地で遊んでいると、そこに見知らぬ少年が現れる。

気絶した少年をドラえもんが調べてみると、地球以外の星で造られたロボットだとわかった。

のび太たちが少年ロボットの生まれた世界へ向かうと、そこは人間とロボットが一緒に仲良く暮らすロボット王国。

ロボット専門の医者・チャペック博士に出会ったのび太たちは少年ロボットがポコという名前であることや、この国の王女・ジャンヌによってロボットを奴隷にする「ロボット改造命令」が進められていることを知る。

やがて元通りになったポコは、王宮に閉じ込められている母を助けに行く途中で、王国の兵士たちに襲われる。

ポコを救ったのび太だが、ドラえもんが兵士たちに捕らわれてしまった。

そしてドラえもんはロボット同士が戦う「鋼鉄バトル」に出場させられる。

いったいドラえもんはどうなるのか。
2001 のび太と翼の勇者たち

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2001年3月10日公開。動員数:284万人。配収:30億円

[ストーリー]
自作の羽根で飛行実験をしていたのび太の前に、突然、空に黒い穴が空いて人力飛行機が現れる。

飛行機に乗っていたのは鳥の姿をした少年・グースケ。

自分の羽根で飛べないグースケは、渡り鳥パトロール隊の入隊テスト「イカロスレース」の飛行練習をしている途中で、空に現れた黒い穴に吸い込まれ人間の世界にやって来たのだ。

そしてまたも黒い穴が現れてのび太やグースケはもちろん、ドラえもんやジャイアン、スネ夫、しずかまでも吸い込んでしまう。

そのままのび太たちは鳥人間の国・バードピアに運ばれ、グースケの親友である考古学者・ホウ博士から、黒い穴が渡り鳥たちを助ける通路であることや、バードピアの運命を左右する石版の話を聞いた。

そしてイカロスレースが開催。

見事優勝したグースケだったが、自分の翼ではないことを理由に優勝を取り消されてしまう。

いったいグースケはどうなるのか。

そして石版に隠された驚くべき謎が明らかに。
2000 のび太の太陽王伝説

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2000年3月11日公開。動員数:295万人。配収:30.5億円

[ストーリ一]
学芸会の練習で使うための”万能舞台セット”を、強引に持って帰ってしまったジャイアン。

困ったのび太は時空の穴を作り出す”タイムホール”を使って取り戻そうとするが、暴れたジャイアンのせいで”タイムホール”が壊れ、そこから謎の動物が現れた。

動物を追って”タイムホール”に飛び込んだのび太は、外見は自分にそっくりだが正反対の性格を持つマヤナ国の王子・ティオと出会う。

ティオの提案でお互いの生活を入れ替えることにしたのび太は、王子になって王宮での暮らしを満喫。

一方ティオはのび太のママに怒られたり、トラックに追いかけられるなど散々な目にあっていた。

やがて事情を知ったジャイアンやスネ夫、しずかはマヤナ国を訪れてのび太と再会するが、ティオに仕える少女・ククが、マヤナ国の征服を企む魔女・レディナにさらわれてしまう。

ククを助けるためレディナの住む神殿へ向かうティオ。

ティオと一緒に、のび太たちはレディナに戦いを挑んだ。

2020年代2010年代2000年代



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2010年のシリーズ30周年

映画「ドラえもん」シリーズは、「のび太の人魚大海戦」で30周年を迎えた。それまでの29本で計8900万人を動員するなど、春休みに欠かせぬ映画となった。

第26作「のび太の恐竜2006」から声を担当する水田わさび(ドラえもん)と大原めぐみ(のび太)は、「どうしたら新しい声になじんでもらえるのか。5年間、格闘の連続だった」と話す。

1970年に児童学習雑誌で連載が始まり、テレビアニメになった後、1980年3月に映画第1作「のび太の恐竜」が公開された。脚本は原作の藤子・F・不二雄自らが担当し、いきなり320万人を動員した。

藤子は第18作「のび太のねじ巻き都市冒険記」までほぼ毎回手掛け、1998年の第19作「のび太の南海大冒険」からは岸間信明らに交代したが、人気は衰えることなく、「南海大冒険」は400万人のヒットに。以降も常に200万人以上を集めている。

30年間で唯一公開されなかったのが2005年。

2005年、長年ドラえもんの声を務めた大山のぶ代が体調不良のため引退。オーディションを行い、主な登場人物の声優がすべて交代したからだ。水田は「田舎の両親やおじいちゃん、おばあちゃんまで、みんなが知っているキャラクター。感激で涙が出た」と、当時を振り返る。

まず、テレビアニメでスタートした新しいドラえもんは「初代の声まねはしない」という方針で制作された。ただ、視聴者らの間には長年親しんできた声のイメージが強く残っていて、「周りについていくのが精いっぱいだった。最近ようやく、自分で役に肉付けをできるようになった」と大原は話す。バラエティー番組などで、自分が担当する以前のドラえもんの主題歌が流れ、悔しい思いをしたこともあったという。